「株主優待って聞いたことはあるけど、実際にはどんなものなの?」そんなふうに感じたことはないでしょうか。
株式投資というと、株価の値上がりや配当金が話題になりやすいですが、会社によっては株主優待を実施しているところもあります。
株主優待は、現金を受け取る配当金とは少し違って、モノやサービス、割引券などを受け取れる仕組みです。
この記事では、
- 株主優待とは何か
- 配当金とは何が違うのか
- 株主優待の魅力と注意点
を、初心者向けにできるだけわかりやすく整理します。
高配当株の基本から知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
→ <初心者向け>高配当株ってなに?わかりやすく解説
株主優待とは
株主優待とは、会社が株主に対して、自社の商品やサービス、優待券などを贈る制度のことです。
たとえば、
- 自社製品の詰め合わせ
- 食事券や買い物券
- サービスの割引券
- カタログギフト
などがあります。
つまり株を持っていることで、会社から現金ではなく、モノやサービスの形で受け取れるものがある、ということです。
ただし、すべての会社が株主優待を実施しているわけではありません。また、株主優待をもらうには、会社が決めた条件を満たしている必要があります。
配当金との違い
株主優待とよく似た言葉に、配当金があります。配当金は、会社がもうけた利益の一部を、株主に現金で分けるお金です。一方、株主優待は、現金ではなく商品やサービスなどで受け取るものです。
かなりシンプルに言うと、
配当金・・・現金で受け取るリターン
株主優待・・・ モノやサービスで受け取るリターン
という違いがあります。どちらも株主に還元する方法ですが、受け取り方が違います。
株主優待の魅力
株主優待の魅力は、投資を暮らしの中で実感しやすいことです。
たとえば、普段使える日用品、食べ物、商品券が届くと、日常生活の中で遠慮なく使えるので、株を持っているリターンを感じやすくなります。
株主優待には、たとえば次のような魅力があります。
- 投資を身近に感じやすい
- 届く楽しみがある
- 暮らしの中で使いやすい優待もある
配当金は数字として受け取るリターンですが、株主優待は実際にモノやサービスとして届くぶん、実感を持ちやすい面があります。
株主優待の注意点
株主優待には魅力がありますが、注意したいこともあります。
1) ずっと続くとは限らない
株主優待は、会社の判断で内容が変わったり、廃止されたりすることがあります。「この優待があるから買ったのに、なくなってしまった」ということもありえます。そのため、優待だけを前提に考えすぎないことが大切です。特に、極端に高額な商品券の優待などは、すぐに打ち切られたりすることもありますので注意が必要です。
2)優待があっても株価は動く
株主優待がある会社でも、株価は普通に上がったり下がったりします。優待をもらえても、株価が大きく下がれば、資産全体では目減りしてしまうことがあります。つまり、優待がある=安全ではありません。もちろん、優待が魅力的であれば、それを目当てに株を購入する人は一定数いると思います。特に外食チェーンの食事券の優待があるような株は底堅い動きをしたりします。
3.)自分に合わない優待だと使いにくい
株主優待は、内容によっては魅力的に見えます。でも、自分が使わない商品やサービスだと、思ったほど価値を感じにくいこともあります。「なんとなくお得そう」で選ぶのではなく、自分の暮らしに合うかどうかを見ることも大事です。
そういう意味では、カタログギフトやQUOカードなどの優待は使い道を選べるため便利かもしれません。
株主優待はどんな人に向いている?
株主優待は、特にこんな人には相性がいいかもしれません。
- 投資を身近に感じたい人
- 現金だけでなく、モノやサービスの楽しさもほしい人
- 自分が使う商品やお店に親しみがある人
一方で、
- 優待内容を細かく管理するのが面倒な人
- 現金で受け取る方がわかりやすい人
- 商品やサービスより、資産全体の増え方を重視したい人
には、そこまで優先順位が高くないこともあります。
株主優待を見るときに大事なこと
株主優待を考えるときは、優待だけで判断しないことが大事です。
見るべき点は、
- 優待の内容
- 配当金の有無
- 会社の業績
- 株価の動き
- 自分にとって使いやすいかどうか
といった全体のバランスです。
株主優待はたしかに魅力がありますが、それだけで投資判断を決めてしまうと、あとで「思っていたのと違った」と感じることもあります。
まとめ
株主優待とは、会社が株主に対して、自社の商品やサービス、優待券などを贈る制度のことです。
配当金との違いは、
- 配当金は現金で受け取る
- 株主優待はモノやサービスで受け取る
という点にあります。
株主優待の魅力は、投資を身近に感じやすく、暮らしとのつながりを実感しやすいことです。一方で、
- 内容が変わったり廃止されたりすることがある
- 優待があっても株価は下がることがある
- 自分に合わない優待だと価値を感じにくい
といった注意点もあります。株主優待は、「お得そうだから」で見るだけではなく、自分の暮らしや投資の考え方に合っているかも含めて考えると、より納得しやすいと思います。

株主優待は、配当金とはまた違って、暮らしの中で投資を実感しやすいのが魅力なんですね

株主優待はたしかに魅力がありますが、優待だけで決めるのではなく、配当や業績も含めて全体で見ることが大切だと思っています



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