最近、食料品や日用品、光熱費など、暮らしの中で「物価が上がった」と感じる場面が増えています。長く続いてきた低インフレの時代とは、少し空気が変わってきているように感じます。
こうした変化の中で、私は会社員こそ資産形成を考えておきたいと思うようになりました。
それは、投資で大きくお金を増やしたいからというより、暮らしを守るための準備として必要だと感じているからです。
資産形成の全体像を先に見たい方は、こちらの記事で流れをまとめています。
→ 会社員の資産形成ロードマップ
物価が上がる時代
日本では長いあいだ、物価が大きく上がらない時代が続いていました。
そのため、
- お金は貯金しておけば安心
- 生活費は大きく変わらない
という感覚が、当たり前のようにありました。しかし最近は、食費や日用品、エネルギー価格など、さまざまなものの値段が上がっています。これまでのように「物価はあまり上がらない」という前提が、少しずつ変わり始めているように感じます。
現金だけでは守りにくい
現金を持っていることには、大きな安心感があります。値動きがないため、金額が減る心配がないからです。ただし、物価が上がると少し違う見方も出てきます。
例えば、同じ100円でも物価が上がれば、買えるものは減っていきます。つまり、金額は同じでもお金の実質的な価値が下がる可能性があります。インフレの時代では、現金だけに頼った資産の持ち方は、少し考え直す必要があるのかもしれません。
現金以外も含めたお金の置き場は、こちらの記事でも整理しています。
→ 現金だけで大丈夫?インフレ時代のお金の置き場を考える
賃金はすぐには追いつかない
物価が上がるとき、理想的には賃金も一緒に上がることが望ましいです。ただ、現実には物価の上昇に賃金がすぐに追いつくとは限りません。会社員として働いていると、
- 給与はすぐに変わらない
- 昇給は年に一度程度
- 会社全体の状況にも左右される
という事情があります。
そのため、物価が上がっても生活の余裕がすぐに増えるわけではない、という状況も起こりやすいです。こうした環境では、給与だけに頼る生活は少し不安定になりやすい面もあります。
給料と物価の関係は、実質賃金という考え方で見るとわかりやすくなります。
→ 実質賃金ってなに?会社員目線で考える
だから資産形成を考えたい
インフレを止めることは、個人の力ではできません。でも、自分の家計やお金の持ち方を少し見直すことはできます。
例えば、
- 家計を整える
- 貯蓄を持つ
- 投資で資産を育てる
といった行動です。
資産形成というと、大きく増やすことばかりが注目されがちですが、本来は暮らしを守るための備えでもあると思います。
インフレの時代では、お金を守りながら育てていく視点がこれまで以上に大切になるのかもしれません。
私が受け止めている変化
インフレの時代だからといって、焦って投資をする必要はないと思っています。大切なのは、時代の変化を落ち着いて受け止めることだと思います。そのうえで、
- 家計を整える
- 無理のない範囲で資産形成をする
- 長く続けられる形を考える
こうした積み重ねが、将来の安心につながるのではないかと感じています。
まとめ
これまで長く続いた低インフレの時代から、少しずつ環境が変わり始めています。
物価が上がる社会では、
- 現金だけでは守りにくい場面がある
- 賃金がすぐに追いつくとは限らない
という現実もあります。
だからこそ会社員にとっても、資産形成を考える意味があるのだと思います。それは大きく増やすためというより、暮らしを守り、将来の選択肢を増やすための備えです。これからの時代を見据えながら、無理のない形で資産形成を続けていきたいと思っています。

資産形成は、増やすことだけが目的ではなく、暮らしを守るための備えでもあると思っています



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