NISAの始め方完全ガイド|40代会社員が「無理なく」資産を育てる4ステップ

投資の基本

この記事でわかること

ステップ1.まずは証券口座を開く
ステップ2.NISA口座を設定する
ステップ3.投資する商品を選ぶ
ステップ4.積立額(購入額)を決める

最近は、NISAの話題を見かけることがかなり増えましたが、色々な情報が多く、なにから手を付けたらいいかわからない人もいると思います。

そこで、今回は証券口座開設から商品選びまで、会社員に最適な最短ルートを整理しました。実際に高配当株とインデックス投資を行っている管理人の目線で解説します。

この記事では、会社員がNISAを始めるときの流れを、実際の手順ベースで整理していきます。

NISAを始める前に軽く確認しておきたいこと

いきなり口座開設に進む前に、ひとつだけ確認しておきたいことがあります。それは、

「この投資は生活に無理がないか」です。

・毎月の家計に余裕はあるか
・急な出費に対応できるか
・投資額が生活を圧迫していないか

ここが曖昧なままだと、始めたあとに不安が出やすくなります。ただし、ここで完璧に整える必要はありません。自分なりに大丈夫そうと思える状態であれば十分です。

急な出費に備える現金をどこまで持っておくか、生活防衛資金の考え方は、こちらでもまとめています。
投資を始める前に確認したい「生活防衛資金」の考え方

NISAを始める前に、投資までの基本の流れを整理したい方は、こちらの記事も参考になります。
会社員の資産形成はなにからはじめる?投資までの基本の流れ

開設口座をえらぶ

ではNISAのはじめかたですが、まずはNISAを使える取引口座を用意します。取引口座は主に2種類で、証券会社の証券口座、銀行系の証券口座にわかれます。特徴は以下のとおりです。

口座種類特徴
証券会社NISA以外でも株式売買が可能
つみたて投資枠・成長投資枠の両方が使える
商品数が多く、自由度が高い
銀行つみたて投資枠の商品が中心
個別株やETFは基本的に扱っていない
商品数は証券会社より少なめ

最近は対面口座ではなく、ネットを使って始めるケースが多いようです。商品数や自由度を考えると、迷った場合は証券会社で始めるほうが選択肢は広くなります。あとから個別株やETFも考えたくなったときは、口座の変更を検討することもできます。まずは悩みすぎず、ひとつ決めて進むことが大切だと思います。

くらアセ管理人
くらアセ管理人

地方だと対面窓口がある銀行を選びたくなりますが、手数料の安さとスマホでの操作性を考えると、ネット証券一択で考えて良いと思います。

口座開設の手順

  1. 証券口座を申し込む: 本人確認書類(マイナンバーカード等)を用意。
  2. NISA口座を同時申請: 証券口座の中でNISAを使う設定にします。
  3. 税務署の審査を待つ: 開設まで1〜2週間ほどかかる場合があります。

「何を買うか」が決まっていなくても、口座開設だけ先に済ませておくと、いざ始めたい時にすぐ動けるのでおすすめです。

NISA口座を開設する

証券口座を作ったら、その中でNISA口座を開設します。

この手続きでは、本人確認書類に加えて、マイナンバー確認書類の提出が必要になることが多いです。最近は、スマホで撮影してそのまま提出できるケースも増えているので、思ったより手間は大きくないと思います。

ただし、申込みをしたその日にすぐ使えるわけではなく、開設完了まで少し時間がかかることがあります。証券会社側の確認に加えて、NISA口座は税務署の確認も入るためです。

そのため、「何を買うかはまだ迷っている」という段階でも、口座開設だけ先に進めておくと、その後の流れがかなりスムーズです。始めたいと思ったタイミングで動けるように、まずは準備だけ済ませておくのも十分前向きな一歩だと思います。

投資する商品を決める

NISA口座の開設ができたら、次に「何を買うか」を考えます。

花ちゃん
花ちゃん

手順はわかったけど、やっぱり最初はドキドキしますね

くらアセ管理人
くらアセ管理人

そのドキドキが正常な証拠ですよ。まずは少額から試してみましょう

代表的なのは、インデックス投資、個別株での高配当株投資などです。ここで大事なのは、「何が正解か」ではなく、自分がそのお金に何をしてほしいかで考えることです。

たとえば、大枠の目的として、長期で資産を育てたい場合、配当などのキャッシュインや実感がほしい場合にわけると以下のように整理できます。

目的買うものどの枠で?
長期で資産を育てたい・投資信託(インデックス投資)
・ETF(※成長投資枠)
・つみたて投資枠(投資信託)
・成長投資枠(ETFも可)
配当・キャッシュがほしい・個別株
・高配当ETF
・成長投資枠
※つみたて投資枠では、基本的に投資信託のみが対象となります。

くらしアセット流の選び方

 将来の安心(老後)が欲しい :  全世界株式(オルカン)
 今の潤い(ご褒美)が欲しい:   日本・米国の高配当株

このように、「何を買うか」ではなく、「このお金に何をしてほしいか」で考えると、商品選びで迷いにくくなります。

また、投資を始めると、「おすすめ」や「ランキング」を目にすることも増えますが、ここは少し注意が必要です。

おすすめには、証券会社や運用会社が販売したい商品が含まれていることもあります。もちろん、それ自体が悪いわけではありませんが、手数料が高めの商品が含まれているケースもあります。

また、ランキングは、その時点で人気が集まっている商品が並びますが、

・流行っている
・多くの人が買っている

ことと、

・自分が長く持ち続けられるか

は、必ずしも一致しません。

投資は、買うことよりも、持ち続けることのほうが難しい場面も多いです。

だからこそ、「なんとなく良さそう」で選ぶのではなく、
自分の目的や考え方に合っているかを基準に選ぶことが大切だと思います。

長期で資産を育てたい人は、まずインデックス投資の基本を押さえておくと選びやすくなります。
インデックス投資ってなに?初心者向けにわかりやすく解説

配当やキャッシュの実感を重視したい人は、高配当株の基本から見ておくと判断しやすいです。
<初心者向け>高配当株ってなに?わかりやすく解説

インデックス投資と高配当株のどちらを優先するか迷う方は、こちらの記事で考え方を整理しています。
NISAでインデックスか高配当かで迷ったときに考えたいこと

積立額を設定する

商品が決まったら、購入をしますが、ここでは積み立て前提の説明をします。積み立てで商品購入をする際は、毎月の積立額を設定します。

ここで一番大事なのは、無理をしないことです。新NISAになってから非課税枠が大きくなったので、満額を意識しやすいですが、

・生活が苦しくなる
・相場が下がると不安になる

ような金額だと、長く続けるのが難しくなります。最初は月1万円からといった続けられる金額から始めて、余裕があればあとから増やす形でも十分です。

積立額は、非課税枠よりも“無理なく続けられるか”で決めるほうが大切です。毎月の投資額の考え方は、こちらの記事でも整理しています。
会社員は毎月いくら投資すべき?無理なく続ける投資金額の決め方

始めたあとに大事なこと

NISAは、始めることよりも続けることのほうが大切です。そのために意識したいのは、

・毎日の値動きを見すぎない
・短期の上げ下げに反応しすぎない
・積立設定を崩さない

ということです。相場は必ず上下します。その中で、設定した積立を続けられるかどうかが、長期投資では大きなポイントになります。意識したいと言いましたが、むしろ全く意識せずに放ったらかしにしておくのも非常に有効です。

積み立てから出口に向けて

積み立てができれば、NISAをでの長期資産形成はスタートです。その中で、NISAのメリットである、運用益や配当金が非課税になることを最大限活かすことが理想です。だからこそ、できるだけ長く保有して、非課税のメリットを活かしたいと考えるのは自然だと思います。

ただ一方で、非課税を最大限活かすことだけに意識が向きすぎると、「何のために使うお金なのか」が見えにくくなることもあります。

投資は、増やすこと自体が目的ではなく、将来の暮らしに役立てるためのものです。老後資金として長く使うお金なのか、教育費や住宅関連のように使う時期が見えているお金なのかによって、持ち方も考え方も変わってきます。

だからこそ、NISAでは非課税のメリットを活かしながらも、「いつかどう使うか」という出口の視点もあわせて考えておきたいところです。

まとめ

新NISAを始める流れは、次の通りです。

1.まずは証券口座を開く
2.NISA口座を設定する
3.投資する商品を選ぶ
4.積立額(購入額)を決める

はじめての方は少しむずかしく感じるかもしれませんが、手順自体はシンプルです。会社員の資産形成で大事なのは、はじめることと、無理しないことだと思います。

興味のある方はぜひ一歩踏み出してみてください。

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