NISA貧乏?あらためて考えたい投資の設計

投資の考え方

26年3月、NISA貧乏という見出しのニュースを見ました。衆議院の財務金融委員会で、「NISA貧乏」という言葉が話題になったというものです。若い世代を中心に、将来への不安から投資額が増えている一方で、消費が伸び悩んでいるという指摘があったようです。

たしかに、最近は「とにかくNISAを埋めたほうがいい」、「満額積み立てるのが正解」という空気をどこか感じます。かという私も、NISA枠は優先して埋めています。でも、このニュースを見ていて、少し気になったことがありましたので、整理したいと思います。

結論は

  1. 投資はなんのために行うのかを考えたい
  2. 生活設計と投資設計はセットで考えたい

資産形成の全体像を先に整理したい方は、こちらの記事で流れをまとめています。
会社員の資産形成ロードマップ

視点その① 投資は何のために行うのか

NISAの話になると、「いくら積み立てるか」「満額使うべきか」といった話が中心になりがちです。
でも、本来はその前に、投資は何のためにやるのかを考える必要があるはずです。

・将来の生活のため
・老後資金のため
・選択肢を増やすため

人によって理由は違いますが、投資はあくまで生活を支える手段のひとつです。もし「とにかく積み立てること」そのものが目的になってしまうと、少し順番が逆になってしまう気もします。確かに、老後への資金不安はあると思いますが、老後のために今ある豊かさを手放すことが、本当に自分の人生の豊かさや幸せにつながるかは考える必要があると思います。

会社員の資産形成は何から始めるかという流れは、こちらの記事でも整理しています。
会社員の資産形成はなにからはじめる?投資までの基本の流れ

花ちゃん
花ちゃん

つまり生活の中で、投資がどういう役割かを先に考える必要がある、ということですね。

視点その② 生活設計と投資設計はセット

もう一つ気になったのは、生活と投資の設計です。
最近は、

・新NISA
・インデックス投資
・積立投資

といった言葉が広く知られるようになりました。これはとても良いことだと思います。ただ、その一方で過度に積み立てるという形になってしまうと、生活とのバランスが崩れてしまうこともあります。本来は、生活の中から”余剰資金”を作ってから、それを投資にまわすべきです。

当たり前ですが、無理は続きません。生活を土台にした設計がある方が、投資も長く続けやすいはずです。投資は長い時間をかけて行うものです。だからこそ、制度に合わせるのではなく、自分の生活に合った形で設計することが大事なのだと思います。

投資の前に家計の土台を整える考え方は、こちらの記事でも整理しています。
資産形成の前に整えたい、会社員の家計の土台

アシスタント<br>花ちゃん
アシスタント
花ちゃん

どういう生活を送るか?ということと、どう投資をするか?は一緒に考えるんですね。

さいごに

資産形成を行う人にとって、NISAはとても良い制度だと思います。税制面でも有利で、長期投資との相性も良く、一般会社員にとっては非常に頼もしい制度だと思います。ただ、それでもNISAはあくまで道具です。制度があるから投資をするのではなく、自分のお金に、何をしてほしいのか
そして、自分の生活の中で投資がどんな役割を持つのか。そうした生活設計と投資設計を考えたうえで、その中でNISAを使うという順番の方が、会社員としては無理なく続けられる気がしています。

将来への不安から「とりあえずNISA」と考えるのではなく、まずは自分の生活の設計を整え、そのうえで余剰資金を投資に回す。そんな形の方が、投資も生活も、長く心地よく続けていけるのではないかと思います。

くらアセ管理人
くらアセ管理人

NISAはとても良い制度ですが、制度に自分を合わせるのではなく、自分の生活設計の中でどう使うかを考えることが大切だと思っています

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