株価急落時に確認している3つのこと

相場との向き合い方

イラン情勢をきっかけに長期化懸念などで株価が急落しています。

急落は、何度経験しても心が揺れるものです。
足元では原油価格も大きく動いており、市場の値動きと同じように、
自分の気持ちも上下しやすくなります。

だからこそ、こういうときほど
その場の感情ではなく、考える軸に戻ること が大切だと感じています。

私が急落時に確認しているのは、次の3つです。

  • クラッシュなのか、ショックなのか
  • 自分の投資の前提は崩れていないか
  • その行動は事前に決めたルールに沿っているか

今回は、この3つの視点で整理してみます。

クラッシュなのか、ショックなのか

まず最初に考えるのは、
何が壊れようとしているのか です。

たとえば、

  • 金融市場そのものが機能しなくなるのか
  • 企業活動が長期的に止まるのか
  • 社会の前提が大きく変わるのか

それとも、政策や地政学リスク、ニュースをきっかけにした
一時的なショック なのか。

ここをできるだけ切り分けて考えるようにしています。

そして、ショック局面では強い言葉が増えやすいとも感じています。

「世界恐慌の始まりだ」
「ここから本番の暴落だ」

そんな言葉ほど目に入りやすく、不安も大きくなります。
ですが、その多くはあくまで個人の見方であって、事実そのものとは限りません。

価格が急に下がることと、
市場や経済の構造が崩れることは別です。

まずはそこを混同しないようにしたいと思っています。

自分の投資の前提は崩れていないか

次に確認するのは、
自分の投資の前提条件が崩れていないか です。

私が普段の資産形成で前提にしているのは、次のようなことです。

  • 企業は長期では利益を生み続ける
  • 世界経済は長期では成長していく
  • 自分は10年以上の運用期間を取れる

もし、

  • 市場が長期的に機能しなくなる
  • 企業が構造的に利益を出せなくなる
  • 自分が資金を引き上げざるを得なくなる

こうした状況になれば、前提は崩れます。
そのときは戦略自体を見直す必要があると思います。

ですが、多くの急落で崩れているのは、まず価格です。
価格が下がることと、投資の前提が壊れることは同じではありません。

ここを確認できると、
その場の値動きだけで無理に方針を変えなくてもいい、と判断しやすくなります。

その行動は事前に決めたルールか

急落時にいちばん危険なのは、
いつもと違うことをしたくなる瞬間 だと思っています。

たとえば、

  • 怖くなって積立を止める
  • ニュースを見て売る
  • 焦って一括で買い向かう

こうした行動は、その場では合理的に見えても、
感情に引っ張られていることが少なくありません。

それに対して、私はあらかじめ次のように決めています。

  • 積立は止めない
  • 追加購入は余剰資金の範囲内にする
  • 生活防衛資金には手をつけない

大事なのは、
その場で新しいルールを作らないこと です。

急落時はどうしても不安が大きくなります。
人は感情の生き物なので、ここがいちばん難しいところでもあります。

それでも、嵐の中では新しい判断を増やすより、
いったんルールに戻ることのほうが大切だと感じています。

今回の急落をどう見ているか

では、今回の急落をこの3つの視点で整理するとどうなるか。

(1)クラッシュか、ショックか

戦争や地政学リスクの長期化は気になりますが、
現時点では、まだ金融市場や経済の前提が大きく崩れているとは見ていません。
もちろん断定はできませんが、
今のところは短期的なショックとして受け止めています。

(2) 投資の前提は崩れていないか

こちらも今のところ、
長期の資産形成という前提は崩れていないと見ています。
ただし、たとえば

・ホルムズ海峡の航行に深刻な支障が出る
・原油供給に長期的な混乱が起きる

といった事態になれば、話は変わってくるかもしれません。
そこは引き続き注意して見ていく必要があると思っています。

(3)ルール通りの行動か

この1週間、私は買いも売りもしていません。
気持ちの面では、買いたくなる瞬間もあれば、
逆に不安で動きたくなる瞬間もあります。
ですが、資産形成はその場の雰囲気で賭けにいくものではないと思っています。
今の局面では、新しく大きく動くよりも、まずはルールを守ることを優先しています。

最後に

急落や暴落は、これからも何度でも起きると思います。

市場は上がり続けるわけでも、下がり続けるわけでもなく、
上がったり下がったりを繰り返しながら進んでいきます。

だからこそ、急落は特別な出来事というより、
資産形成を続けるうえで避けられない場面のひとつです。

そうした局面で慌てないためには、

  • どういう下げなのかを見極めること
  • 自分の前提が崩れていないかを確認すること
  • 事前に決めたルールに戻ること

この3つが大切だと感じています。

株式市場でいちばん大事なのは、
大きく当てることよりも、退場しないこと だと思っています。

くらアセ管理人
くらアセ管理人

今回も、自分のルールを振り返りながら、
落ち着いて向き合っていきたいと思います。

アシスタント<br>花ちゃん
アシスタント
花ちゃん

慌てて動く前に、いったん立ち止まることも大事ですね。

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