家計簿が続かない人へ|管理方法の考え方

家計簿が続かない人へ、管理方法の考え方 暮らしとお金

家計管理をしようと思うと、まず家計簿をきちんとつけようと考える人は多いと思います。

私も最初は、細かく記録したほうがきちんと管理できるはずだと思っていました。ただ実際には、負担が大きく、継続は難しいと感じ、試行錯誤をしてきました。

この記事では、家計簿が続かない人に向けて、家計管理の考え方を整理します。

ポイントは

 ・家計の点検や見直し有無のために最初は細かく管理する
 ・点検や見直しの後は、自分が続けやすいやり方で管理する

家計の土台全体を先に整理したい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
資産形成の前に整えたい、会社員の家計の土台

家計管理は、最初に一度しっかり全体を見ることが大事

家計簿が続かないという話をすると、「じゃあ細かく見る必要はないのか」と思うかもしれません。

残念ですが、さすがにそうもいきません。最初に一度、家計全体をしっかり点検することには大きな意味があります。私の場合も、まずは2〜3か月かけて家計の総点検を行いました。この期間は、かなり細かく管理していたと思います。

その理由は、細かく記録し続けることが目的だったからではなく、

  • 何にいくら使っているのか
  • 固定費は重すぎないか
  • 生活スタイルに対して無理がないか
  • どこを見直せば家計が整いやすくなるか

を把握するためです。

つまり、最初に細かく見るのは、家計の実態を知って、整えるべきところを見つけるためです。この段階である程度細かく見ておかないと、気づきにくい支出や、見直すべき点を見落としやすくなります。


だからこそ、最初は一度しっかり管理する意味があると思っています。

固定費の見直しをどう考えるかは、こちらの記事でも整理しています。
固定費を見直すまえに考えたいこと、家計改善が続かない理由

でも、そのやり方をずっと続ける必要はない

ただ、そのやり方をずっと続ける必要があるかというと、そうでもないと思っています。細かく記録し続けられるなら、それでもいいのだと思います。実際、それが合う人もいるはずです。

でも、わが家は共働きで、細かい記録を日常的に続けようとすると、どうしても負担が大きくなりやすいです。記録に追われるようになると、だんだん面倒になり、そのうちやめてしまう。この流れは目に見えていました。

そうなるくらいなら、頑張っている時期だけ回るやり方より、無理なく続けられるやり方のほうが現実的です。だから私は、最初の総点検と、普段の管理方法は分けて考えるようになりました。

普段は“ざっくり把握”できれば十分

では、普段の家計管理では何を見ていればいいのか。私が今、大事だと思っているのは、細かく全部を記録することではなく、家計の全体像がざっくり見えていることです。

たとえば、

  • 毎月の大きな支出が見える
  • 固定費が把握できている
  • 毎月の収支が分かる
  • 貯蓄や投資に回す流れが分かる
  • 特別費まで含めて大きくズレていないか分かる

このくらいが見えていれば、家計の方向性はかなり判断しやすくなります。

逆に、1回の昼食代や細かい買い物まで全部追おうとすると、管理そのものが重くなりやすいです。一方で、まったく見ない状態になると、気づいたときには使いすぎていた、ということも起こりやすくなります。

だからこそ、普段は大きくズレていないかを確認できる形にしておくのが現実的だと思っています。

花ちゃん
花ちゃん

全部を細かく見るより、“大きくズレていないか”が分かるほうが続けやすそうですね

家計管理を仕組みで続ける考え方は、こちらの記事でも整理しています。
家計管理は節約より仕組みが大事?続けやすい家計の作り方

私の家計管理はこう変わった

私の場合は、最初の2〜3か月で家計を細かく点検したあと、管理のやり方を変えました。

今は、そこまで細かくは見ていません。その代わり、家計簿アプリを使って全体像を確認する形にしています。

たとえば、

  • 収入と支出の大枠
  • 固定費の動き
  • 特別費を含めても問題ないか
  • 貯蓄や投資に回せる余力があるか

このあたりを、週に2〜3回くらいざっくり見るようにしています。

必要なときには細かく見直すこともありますが、普段はそこまでやりません。そのほうが負担が少なく、今の自分には続けやすいからです。

今は家計簿アプリもかなり優秀なので、こうしたものを活用すれば、記録の手間は大きく減らせると思います。

まとめ

家計管理では、最初に一度しっかり全体を点検することは大切です。その段階では、ある程度細かく見る意味があります。

ただ、それをその後までずっと続ける必要はありません。普段は、家計の全体像がざっくり見えていて、大きくズレていないことが分かれば十分だと思います。

大切なのは、

 ・家計の全体像が見えていること
 ・大きな流れを把握できること
 ・自分に合う形で続けられること

だと思います。

細かく記録する方法だけが正解ではありません。家計簿が続かないと、「自分は家計管理に向いていないのではないか」と感じてしまうこともありますが、実際にはやり方が生活に合っていないだけということもあります。

だからこそ、家計簿が続かないことを必要以上に気にしすぎなくていいと思います。
続かないなら、自分に合う管理方法に変えていけばいいだけです。

家計管理も資産形成の一部ですから、自分が無理なく続けられる形が一番大事なんだと思います。

次に読むべき記事: 仕組みができたら、次は「守りの現金」の適正額を知りましょう。

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